ビザ更新申請代行で留学生が落ち着いて勉強できる環境が確立、留学生の受け入れ体制の整備
課題
留学生の受け入れ体制の不十分さ
ビザ申請サポート不足
解決策
留学生への説明会実施
更新申請業務代行
成果
受け入れ体制の整備
留学生の学びの環境づくりの確立
保健・医療・福祉分野の専門学校で、全ての学科で非常に高い国家試験の合格率を誇る日本福祉教育専門学校様。約100名の留学生を受け入れており、留学生受け入れ体制づくりの課程でビザ業務の大切さを知り、リガレアスにご相談をいただき、支援を開始しました。
在籍している留学生の日常生活、就学状況の管理やサポートを行なっている太田様にリガレアスのサービス提供後の成果や感想をお伺いしました。
【日本福祉教育専門学校様ホームページ】
https://www.nippku.ac.jp/
留学生のビザ申請業務でお困りですか?
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目次
留学生を受け入れるには、学校の体制づくりが大切
広瀬:太田様の業務内容を教えていただけますか?
太田様:私は入試広報の責任者として日本人・外国人の学生募集や学生募集における広報活動、さらに在籍している留学生のサポートを行なっています。
広瀬:学生募集だけではなく、入学した後の留学生のサポートも行なっているんですね。太田様の業務負担は大きいように感じます。
太田様:在学生の管理やサポートも行いながら、入学希望者に関する業務もあるので、業務量としては多いと思います。
広瀬:リガレアスでは、留学生の期間更新申請のサポートをメインに行なっていますが、リガレアスにご相談をいただく前はどのような課題をお持ちでしたか?
太田様:期間更新申請は留学生本人に行わせていたんですが、毎年春先に40名から50名がバラバラと授業を休んで入管に行く状況でした。
広瀬:学生にとって大切な授業を休んで入管に行かなくてはいけないのは困りますね。
太田様:私も入管に行ったことはありますが、入管で多くの外国人が待っている状況をみたり、申請書類の準備をしなければいけないのを見ると留学生の負担は大きいと感じていましたね。留学生を本格的に受け入れていくのであれば、受け入れ体制を整える必要性があると感じていて、専門的な知識を持っている行政書士の方に依頼をするのが良いと考えていました。
広瀬:リガレアスにご相談される前からそのようなお考えはあったんですね。
太田様:学内でも職員がやるべきこととアウトソースすべきこととを徹底すべきだと予算取りも含めて上長には相談していたんです。
広瀬:では、留学生が増えてきたタイミングとリガレアスに依頼をいただくタイミングが同じだったということですか?
太田様:そうだったんです。留学生数が60名から80名、80名から100名とまさに本格的に受け入れていったタイミングでした。
広瀬:リガレアスに依頼をいただく前のビザ更新申請に関しての業務工数はどうでしたか?
太田様:留学生に申請書だけ渡していたので、サポートということまでできていなかったのが実情でした。
広瀬:本来業務が多くて留学生のビザサポートまではできていなかったということですか?
太田様:留学生が少なかった時はなかった留学生のビザ申請業務が、本来業務に追加されたような感じだったので、そこまで手が回っていませんでした。
広瀬:本来業務にビザ申請業務が追加でのしかかってきたということですね。
太田様:この部分も含めて学内の体制を整える必要がありましたね。
導入の決め手は、ビザの専門性と他校でのサポート実績
広瀬:リガレアスから連絡をさせていただいたことが最初のきっかけだったと思いますが、サービスを知っていただいた時の第一印象はありますか?
太田様:入管出身者の方が顧問にいて、入管の業務に精通しているという印象でした。
広瀬:リガレアスに依頼するにあたって、他にも比較した行政書士事務所はあったんですか?
太田様:はい、他の行政書士の方からも電話やレターなどはあって、いくつかお話を伺ったところはありました。
広瀬:その中で、リガレアスに依頼をする際の決め手や重要視されたポイントはありますか?
太田様:入管業務に精通していることと大学でも業務を行われているという点でした。
広瀬:専門性や実績の部分を重要視されていたんですね。
太田様:学校は独自のスケジュール感がありますよね。例えば、4月入学だと入試がいつでいつまでに何をしなければいけないというのは企業とは違うので、その理解があった方がスムーズにやっていただけると考えていました。
広瀬:確かに企業とは異なることも多く、ビザ申請業務に関しては、より柔軟に対応しなければいけないことは多いと思います。
リガレアスのビザ更新申請代行で、留学生が落ち着いて勉強できる環境に
広瀬:課題として挙げていた留学生が授業を休むことに関して、リガレアスがサービスを提供するようになって効果はいかがですか?
太田様:ビザの更新時期は留学生が入管に行くため、授業を進められないことが多くありました。でもリガレアスさんに更新申請を行なっていただくようになり、そのようなことがなくなり、授業がスムーズに進むようになりました。
広瀬:当初の課題に対しては効果が出ているということですね。
太田様:リガレアスさんに期間更新申請を依頼するようになってから、在留期間が2年もらえるようにもなりました。更新後に在留カードを留学生に手渡す際、留学生がとても喜ぶんですよ。
広瀬:それまでは2年をもらえない留学生もいたんですか?
太田様:1年だったり、6ヶ月という留学生もいました。
広瀬:今はほとんどの留学生が2年もらえていますね。
太田様:リガレアスさんが留学生に対して更新申請の説明会を実施していただいているのは大きいと思います。その際に申請書類をしっかり整えて、問題がないように申請していただいているおかげです。
在留期間が2年もらえると、1回の更新で卒業までカバーされることになりますよね。本校は学びの環境づくりをモットーにしているので、2年の在留期間をもらえることで留学生が落ち着いて勉強できる環境ができています。
広瀬:学びの環境づくりは、受け入れる学校としての責任ですよね。特に2年生では国家試験もありますので、勉強に集中できる環境は大切だと思います。受け入れ体制を整えるという部分でも成果が見込めたようですね。
太田様:はい、ビザサポートいただけることで受け入れ体制も整ってきました。さらに、ビザのサポートをしてもらえて落ち着いて勉強できるという環境から、在籍している留学生が他の留学生を紹介して入学してくることが増えてきました。
また、海外から入ってくる留学生も入国の手続きを行政書士さんがやっていただけることで安心感に繋がっているのもあります。
広瀬:ビザサポートがあることで、結果的に留学生に御校を選んでもらえることにも繋がっているんですね。
専門分野は専門家に依頼
広瀬:リガレアスのサービスは他のどういった学校に合うと思いますか?
太田様:大学や専門学校、企業でも入管業務に精通している職員は少ないと思います。入管業務に精通していない学校や企業であれば、リガレアスさんを活用できるんじゃないでしょうか。
広瀬:これまで外国人を受け入れているかに関わらず、受入機関に入管業務に精通している担当者がいるかが大事だということですね。
太田様:外国人が安心して勉強や就労できる環境づくりにはビザは欠かせないので、リガレアスさんのサービスは必要だと思いますよ。
広瀬:ありがとうございます。我々もそのような企業や教育機関のお役に立てると嬉しいです。
太田様:私は専門分野は専門家にお任せして、職員は本来やるべきことに注力するべきだと考えています。入管業務に関しては専門家であるリガレアスさんにお任せするのが良いと思います。
広瀬:そうやって考えている担当者の方はまだ少ない印象です。
太田様:専門学校に関して言えば、教育内容を整えていく学校がこれから生き残っていける条件だと思います。留学生を受け入れている学校では、期間更新申請をしっかりやることは生命線だと考えているので、専門家に依頼することは大切だと思いますよ。
更新申請業務フロー
留学生の受け入れノウハウをグループ校へ横展開
広瀬:最後に今後の展望をお聞かせいただけますか?
太田様:日本の18歳人口が減ってきていることや日本に関心を持つ外国人は増えてきていることから、今後はグループ校も留学生の受け入れを考えていかなくてはいけないと思います。私の今後のミッションは、この留学生受け入れの体制づくりの知見をマニュアル化してグループ校に横展開できるようにしていくことだと思っています。
広瀬:それは大きなミッションですね。他のグループ校でも、留学生の受け入れについて具体的な話が出てきているんですか?
太田様:話が出てきているグループ校もありますが、気づいていないところが多いです。でもグループ校では、理学療法、作業療法や幼児保育、さらに日本独自の技術である柔道整復師、針鍼灸など様々な分野で外国人を受け入れることは考えられるんじゃないかなと思いますね。
広瀬:夢が広がりますね。
太田様:もし実現できれば、リガレアスさんにもご紹介できると思います。
広瀬:そこまで考えていただきありがとうございます。
御校はもちろんですが、グループ校でも支援ができたら嬉しく思います。
本日は貴重なお話をお伺いできありがとうございました。
※掲載内容は取材当時のものです。
留学生のビザ申請業務でお悩みですか?
・入管出身者が顧問として在籍する専門性の高い事務所
・留学ビザ申請実績多数
記事を書いた人
1981年生まれ、千葉県出身。行政書士として約10年間勤務した後、DX化が進んでいないビザ業務を変えるため2019年にリガレアスを設立。Twitterでも積極的に情報発信しています。
1981年生まれ、千葉県出身。行政書士として約10年間勤務した後、DX化が進んでいないビザ業務を変えるため2019年にリガレアスを設立。Twitterでも積極的に情報発信しています。